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東京で新規感染534人 都、警戒度「最高」に引き上げ

東京都新宿区の東京都庁舎
東京都新宿区の東京都庁舎

 東京都は19日、新型コロナウイルスの感染者が過去最多の534人報告されたと発表した。過去最多の更新は2日連続で、500人を上回るのは初めて。都は同日のモニタリング会議で「急速な感染拡大の局面を迎えた」とし、感染状況に関する警戒度を最高レベルの「感染が拡大していると思われる」に引き上げた。国内で確認された新型コロナの感染者は2225人となり、2日連続で最多を更新。死者は13人が報告された。

 19日の感染者数は東京に加えて北海道266人、千葉106人、愛知219人、大阪338人、兵庫129人、和歌山15人、山口18人と、8都道府県で過去最多を更新。特に都市部での増加が顕著だ。菅義偉(すが・よしひで)首相は同日、「最大限の警戒状況にある」と強調。飲食を通じた感染リスクが指摘されているとして、食事中も会話の際にはマスクを着用する「静かなマスク会食」を実践するよう国民に呼び掛け「私も、きょうから徹底したい」と述べた。

 小池百合子都知事は19日、モニタリング会議後に緊急記者会見を行い「新規陽性者数は非常に高い水準で推移し、重症化リスクの高い高齢者の新規陽性者数が増加している。医療提供体制についても予断を許さない状況だ」と危機感を表明。年末に向けて会食は少人数で行い、高齢者らと同居する家族はできるだけ参加を控えるなどの感染防止対策を呼び掛けた。

 都が警戒度を最高レベルとしたのは9月10日以来、約2カ月ぶり。ただ、引き上げに伴う飲食店などへの営業時間短縮要請は見送った。理由について小池氏は「感染者数は増えているが、重症者は増えていない」と述べ、今後実施するかどうかは重症者数の推移によって判断する意向を示した。医療提供体制に関する警戒度は上から2番目の「体制強化が必要であると思われる」で維持した。

 小池氏は現在150床確保している重症者用病床を300床に増やすため医療機関に協力を依頼していると説明。感染者の宿泊療養、入院を判断するチャートを策定したことを明らかにし、「宿泊療養をうまく活用する流れが確実にできており、病床の逼迫(ひっぱく)度は下がってくる」との認識を示した。

 7日間平均の新規感染者数は今月1日時点の169・3人から18日には335人へほぼ倍増。19日のモニタリング会議では、最近の増加のペースが4週間続くと1日に1千人超の感染者が発生するとの試算が出された。

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