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首相がノーベル平和賞のエチオピアで紛争激化 選考側「深刻な懸念」

12日、エチオピアの首都アディスアベバで、連邦政府軍を支持し、国旗を掲げる人たち(ロイター)
12日、エチオピアの首都アディスアベバで、連邦政府軍を支持し、国旗を掲げる人たち(ロイター)

 アフリカ東部エチオピアで激化する紛争を巡り、同国のアビー首相に昨年のノーベル平和賞を授与したノーベル賞委員会は18日までに、全ての当事者に暴力の停止と紛争の平和的解決を求める声明を公表した。ロイター通信によると、同委員会が過去の受賞者に関連して声明を出すのは異例。

 エチオピアでは今月上旬、北部ティグレ州政府を担うティグレ人民解放戦線(TPLF)の軍事部門が連邦政府軍の拠点を攻撃したとして、アビー氏が連邦政府軍に反撃を命じた。一連の戦闘で多くの兵士が死亡し、難民も発生。人権団体によると、市民ら数百人が死亡した恐れもある。

 ノーベル平和賞の選考主体であるノーベル賞委員会は声明で、エチオピアの状況に「深刻な懸念」を表明。「激化する暴力を止め、立場の相違や紛争を平和的手段で解決するのが全ての当事者の責務だ」と訴えた。

 同委員会は昨年、隣国エリトリアとの国境紛争を平和裏に終結させたとしてアビー氏に平和賞を贈った。授賞理由で「平和と和解に向けた任務に取り組むアビー氏の励みになることを望む」と説明していた。(共同)

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