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「伝統建築工匠の技」無形文化遺産登録へ 建造物木工や茅葺など17技術 ユネスコ評価機関

17分野の技術の一つである「檜皮葺」
17分野の技術の一つである「檜皮葺」
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 文化庁は17日未明、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の評価機関が、日本の宮大工らが継承する「伝統建築工匠(こうしょう)の技」を無形文化遺産に登録するよう勧告したと発表した。12月14~19日にパリで開催される政府間委員会の審査を経て正式に決定する。通例で勧告は尊重されるため、登録はほぼ確実となった。実現すれば国内22件目の登録となる。

 伝統建築工匠の技は、建造物の装飾や彩色(さいしき)、茅葺(かやぶき)、左官など、古代から受け継がれ、度重なる工夫によって発展してきた17分野の技術。社寺や古民家の修理には不可欠で、奈良・法隆寺をはじめ、日本の伝統的な木造建築を支えてきた。

 いずれも国が文化財保護のため「選定保存技術」に選んでおり、岩手や東京、大阪など10都府県にある各保存団体も技術の継承に取り組んでいる。ただ、現代では対象技術を活用する場が減ってきている上、少子高齢化や家族内伝承の減少などから、今後も技術をどう維持していくかが課題となっている。

 登録の可否を審査するユネスコ政府間委員会は毎年開催されている。伝統建築工匠の技については2018年にも申請したが、日本は登録済みの遺産数が多い上、登録審査の件数が上限を超えていたことを理由に19年の審査が見送られ、今年の審査に回されることが決まっていた。

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