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スイーツ甲子園 ケーキに夢のせ 頂点に 検温消毒、コロナ対策徹底

試食審査にのぞむ審査員ら=15日午後、東京都新宿区(三尾郁恵撮影)
試食審査にのぞむ審査員ら=15日午後、東京都新宿区(三尾郁恵撮影)

 「日本から世界へ 私たちのメッセージ」をテーマに参加校の頂点が決まった「スイーツ甲子園」。15日の第13回大会で優勝したおかやま山陽高等学校(岡山県)のチーム「sourire(スリール)」は、終了間近に起きたハプニングを乗り越えて勝利した。

 決勝大会に臨んだのは、おかやま山陽高のほか、育成調理師専門学校高等課程(兵庫県)の「Espoir(エスポワール)」▽町田調理師専門学校高等課程(東京都)の「Mille fleurs(ミルフレア) ~千の華~」▽レコールバンタン高等部東京校(東京都)の「Lig(リグ)」-の4チーム。大会は新型コロナウイルス対策として、参加者らの検温や消毒を徹底して実施された。

 会場となった東京調理製菓専門学校(東京都新宿区)の調理室では、4チームのそれぞれ3人のメンバーが、緊張の面持ちで、調理台の前に立った。制限時間は2時間半。パティシエの鎧塚俊彦さんら10人の審査員が見つめる中、メンバーたちは冷静に作業を進めた。鎧塚さんは「いかに集中力を切らさないかが重要」とポイントを語った。

 おかやま山陽高にハプニングが起こったのは、終了直前。仕上げの段階で、飾りの一部が壊れてしまったのだ。

 審査員でパティシエの島田徹さんが「大丈夫。まだあと6分ある」と声をかけ、同チームの滝澤耀里(ひかり)さん(2年)は「手がふるえる」と不安を口にしながらも、終了2分前で修復に成功。「できました!」と大きな声で完成を告げた。

 優勝が決まると、同高のメンバーは目を真っ赤にさせ、トロフィーなどを受け取った。チームリーダーの田代なつめさん(2年)は「憧れていた舞台で優勝できてうれしい」と語った。また、メンバーの三宅紗嘉(さやか)さん(2年)は「一つ一つの工程を大切にすることを学んだ」と語った。

 同校の担当教諭、三谷真歩さんは指導で「ケーキを作ることに夢中になりがちだが、材料を大切にする、あいさつをきちんとすること」などの基本を厳しく伝えてきたという。

 将来の夢は「パティシエになること」と共に語った3人。その目は輝きに満ちていた。

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