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【書評】『犬がいた季節』伊吹有喜著

 三重県内の高校に迷い込んだ子犬のコーシロー。昭和の終わりから平成を学校で過ごしたコーシローは、生徒たちの出会いや別れ、決断を見守っていく。

 昭和63年から12年間が紡がれる連作形式で、最終話で時代は令和へと変わる。世話係となった生徒を中心に、恋心に戸惑い、家族との関係に悩む18歳の夢と現実が描かれる。

 進学か浪人か、地元か東京か。人生の岐路で、揺れる気持ちを抱えながらも一歩踏み出す姿には、青春のきらめきと切なさが詰まっている。自分が高校生だった頃を思い出させてくれる一冊だ。(双葉社・1600円+税)

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