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静岡県の感染過去最多36人 カラオケ絡むクラスター発生、マスクや衝立せず

静岡県庁=静岡市葵区(那須慎一撮影)
静岡県庁=静岡市葵区(那須慎一撮影)

 静岡県内では14日、新たに36人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1日の発表数としては7月25日と11月7日の30人を超えて過去最多。静岡市はカラオケを伴う飲食店2店に関連した2件のクラスター(感染者集団)発生を認定した。また浜松市では遠州病院(中区)の医療従事者と入院患者合わせて4人の感染が新たに判明し、同市は集団感染の恐れがあるとして警戒を強めている。

 14日は静岡市が18人、浜松市が14人、県が4人、それぞれ感染者を発表した。

 静岡市がこの日認定したクラスター2件に関連する感染は14日までに、経営者と従業員や客、その家族ら計14人が確認された。両方の店に出入りした人も複数いた。市は居合わせた客らを把握しているとし、店名は非公表。店内にいたのは感染判明者を含め計50人以上で、市は検査を進める。

 両店とも手指などの消毒はしていたが、席の間に衝立などはなく、マスクを付けずに歌うなど、感染防止対策が不十分だったという。静岡市は「カラオケや飲食の店は感染防止のガイドラインを順守してほしい。利用者にもマスクなどの徹底をいま一度お願いしたい」と強く呼びかけた。

 遠州病院では14日発表の4人を含め9日以降、患者5人、医療従事者1人の感染が報告されている。

 浜松市立保育園の調理員1人の感染も確認された。市は14日を臨時休園とし、職員のPCR検査を行っている。園児の接触者は確認されていない。

 県疾病対策課の後藤幹生課長は「感染経路不明者が増えている。市中で広がっている感じがある」と述べ、感染状況のフェーズ(段階)が最も高い「蔓延(まんえん)期」に近く上がる可能性が高いとの認識を示し、病床確保を進めるとした。県民にマスクや換気などの対策徹底を改めて呼びかけた。

       ◇    

 静岡県は14日、新型コロナのクラスター発生で介護職員が不足している浜松市東区の有料老人ホーム「天王 謝老夢(しゃろうむ)」に、応援職員計5人の派遣を決めたと発表した。県老人保健施設協会、県老人福祉施設協議会から15日以降、順次派遣される。

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