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コロナ「第3波」ピークは1月前後か? 感染者3千~5千人規模も

JR渋谷駅前のスクランブル交差点をマスク姿で歩く人たち=11日夜、東京都渋谷区(佐藤徳昭撮影)
JR渋谷駅前のスクランブル交差点をマスク姿で歩く人たち=11日夜、東京都渋谷区(佐藤徳昭撮影)

 新型コロナウイルスの全国の新規感染者が過去最多を更新し、第3波への突入が現実的となった。このままのペースで感染拡大が続けば、東京都だけで一日の感染者が1千人を超えるとの試算があり、全国的には3千人、5千人規模も危惧される。気温が最も下がる1月前後がピークになるとの見方もあり、第2波を上回る大きな波への警戒が求められる。

 全国の新規感染者は12日に1660人。今月5日以降ほぼ連日1千人を超えており、第2波のピークだった1597人(8月7日)を一気に上回った。12日の東京都のモニタリング会議では、都内の直近7日間平均の感染者が前週の1・5倍ほどの244人となり、この増加ペースが続けば、1カ月後には1160人に上るとの試算が示された。

 関西福祉大の勝田吉彰教授(渡航医学)は「第3波の定義はないが、新しい波が来ているのは間違いない。全国では1日3千人とか5千人規模の感染者は現実味がある」と指摘。政府は緊急事態宣言や「Go To」キャンペーンの縮小に後ろ向きだが、「何も対策をしなければ1万人単位にもなり得る」とみる。

 感染拡大が一時的なもので収まらないであろうことは、1人の感染者がうつす平均人数を示す「実効再生産数」でも分かる。10月21日時点で中京圏1・55、関西圏と東北1・38、北海道1・36、関東圏1・06で、軒並み「1」を大きく超える拡大傾向がみられる。

 「8、9月にもう少し減らしたかったが、だんだん減ってくると行動が緩む要素があり、十分減り切らなかった」。厚生労働省幹部はこう振り返る。この幹部によると、医療態勢に負荷がかかった状態で次の波を迎えたため、第2波より深刻に受け止めている専門家もいるという。

 第3波のピークはいつ訪れるのか。勝田氏は「気温との関係でいえば、1月ごろと考えるのが妥当。コロナウイルスは気温0度前後で最も活発化するといわれるが、寒くなるほど換気がおろそかになる。冬のほうが感染拡大要因があり、夏場だった第2波より大きな波になるだろう」と推測する。

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