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茨城・つくば市、市庁舎や図書館に除菌ロボット導入

つくば市立中央図書館に導入されたドーグ製の紫外線を照射し除菌するロボット=同市吾妻
つくば市立中央図書館に導入されたドーグ製の紫外線を照射し除菌するロボット=同市吾妻

 茨城県つくば市は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと公共施設への除菌ロボット導入を進めている。自治体で使用するのは全国初といい、同市では地元企業の育成や働き方改革にもつなげたい考えだ。(篠崎理)

 つくば市が10月から導入したのは、いずれも同市内に本社がある筑波大発のベンチャー企業、サイバーダインとドーグの除菌ロボット。来年3月31日までのリース契約だ。

 市役所本庁舎で使用しているのは、サイバーダイン製の空中に消毒液を噴射するタイプ。既に羽田空港や成田空港で導入している。

 市では夜間に1日1回使用する予定。消毒液は霧状で6~7メートル噴射され、前部にセンサーがあるため人や物への衝突はない。

 これまでは1日数回、職員の手で市民が座るいすや書類を記入する台などを消毒していたが、ロボットの導入で朝の消毒作業は必要がなくなるという。

 中央図書館などで導入するのは、ドーグ製の運搬ロボット「サウザー」を改良して、紫外線を照射し除菌するタイプ。事前に経路を記憶させ、主に書棚などを除菌する。

 中央図書館では図書を平日で1千人が2千冊、休日は3千人が6千冊を返却しており、職員が人力で一冊ずつ消毒作業にあたっている。

 職員によると、重い書籍を運ぶ労力削減のため、既にサウザーやサイバーダインのロボットスーツ「HAL(ハル)」を導入しており、ロボットを使うことに抵抗は薄いという。

 柴原徹館長は「返却図書の消毒は今後も続けるが、ロボット導入でここまで除菌しているということを市民に知らせ、安心感を与えるとともに、ロボットにどんなことができるか可能性を探りたい」という。

 公共施設の除菌ロボット導入に岡野渡科学技術振興課長は「新型コロナ対策で除菌による人への感染リスク低減が目的だが、これから働く人が減る。半年でさまざまなデータを集め、本格導入するか検証したい」と話している。

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