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コロナ拡大「第3波」 東京317人、大阪256人感染

JR渋谷駅前をマスク姿で歩く人たち=11日夜、東京都渋谷区(佐藤徳昭撮影)
JR渋谷駅前をマスク姿で歩く人たち=11日夜、東京都渋谷区(佐藤徳昭撮影)

 東京都は11日、新型コロナウイルスの感染者が新たに317人報告されたと明らかにした。新規感染者が300人を超えるのは8月20日(339人)以来。大阪府は256人で、8月7日(255人)以来の過去最多を更新。北海道は197人で9日(200人)に次ぐ多さだった。日本医師会の中川俊男会長は11日の会見で、全国的な感染拡大について「第3波と考えていいのではないか」と述べ、警戒感を示した。

 新型コロナ対策を厚生労働省に助言する専門家組織は11日の会合で、直近の感染状況を「11月以降、増加傾向が強まっている」と分析した。直近1週間(3~9日)の感染者は全国で6674人に上り、前週の4902人から約1・4倍に増加。北海道が倍増したほか、愛知、大阪でも増加傾向が顕著だという。

 同組織座長で、国立感染症研究所の脇田隆字(たかじ)所長は「第3波かどうかはにわかに判断できない」と慎重な物言いにとどめた一方、「複数の地域で感染拡大がみられることは確かで、対策を早急に打たないといけない。ここで感染増加を抑えたい」と強調した。

 11日の東京の重症者は前日より5人増の38人。同組織の分析でも入院患者と重症者が10月末から増加に転じ、北海道や愛知などでは病床使用率が高まっているとして「留意が必要」と指摘した。日医の中川会長も別の会見で「全国的な感染者の急増が続けば、医療提供態勢が逼迫(ひっぱく)するのは明らか」との見方を示した。

 同組織の会合では、インフルエンザとの同時流行に備えた検査・医療態勢についても議論。関係者によると、各都道府県が検査・診療を行う医療機関計約2万3000カ所を指定、ピーク時には全国で計約50万件の検査が見込まれることが明らかにされたという。

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