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北海道、病院のクラスター相次ぐ 1人死亡153人感染  

北海道庁=札幌市中央区
北海道庁=札幌市中央区

 北海道と札幌、小樽、旭川、函館の各市は8日、道内で新型コロナウイルスに感染した70代女性1人が死亡し、新たに153人の感染が確認されたと発表した。1日当たり感染者数は4日連続で100人を超え、これまでで最も多い7日の187人に続き2番目となった。

 旭川市の吉田病院のクラスター(感染者集団)が16人増えて計25人に拡大したほか、新たに空知地方・岩見沢市の北海道中央労災病院や同・滝川市の滝川中央病院など計6カ所でクラスターが発生した。

 病院でクラスターが相次いで発生しており、道の担当者は「各病院で感染防止策を取っているが、感染者が増えると職員が病院に持ち込む可能性があり、完璧に防ぐのは難しい」と危機感を示している。

 道内の死者は計114人、感染者は延べ4021人(実人数3998人)となった。8日午後5時40分時点の陽性患者数は976人で、うち11人が重症となっている。

 8日の新たな感染者は、札幌市96▽旭川16▽小樽3▽函館1▽石狩地方12▽空知地方11▽十勝地方9▽胆振地方2▽オホーツク地方2▽感染確認地域非公表1(札幌市居住者)-の計153人。十勝地方では、接待を伴う飲食店の感染者が増えているが、クラスターの形成に至った店はないという。

 道などによると、新たなクラスターは、北海道中央労災病院7人▽滝川中央病院5人▽有料老人ホーム(札幌市)19人▽専門学校(同)8人▽札幌北七条郵便局(同)6人▽接待を伴う飲食店(江別市)11人-の計6カ所。

 北海道中央労災病院と滝川中央病院はいずれも特定の病棟で感染者が確認されており、院内感染の可能性がある。専門学校は、生徒同士の身体の接触を伴う授業を介して感染が広がったとみられる。

 札幌北七条郵便局の利用客に濃厚接触者はおらず、札幌市の担当者は「食事や休憩時間に局員のマスク着用などが徹底されていなかった」との見方を示している。

 道によると、江別市の接待を伴う飲食店は「ラウンジ」と呼ばれる営業形態に近い店で、テーブルの消毒やマスクの着用などが徹底されていなかったという。

 また、札幌市では8日、繁華街ススキノ地区の接待飲食店の感染者が4人増え、115店で計422人となった。道と札幌市は同地区の接待飲食店に午後10時から翌朝5時までの営業自粛を要請している。

 道の担当者は「ススキノのような巨大な繁華街は感染の制御が困難。札幌市周辺にはススキノを訪れた人や仕事に従事する人もいる。ススキノを中心に感染者が増えている実態がある」と話している。

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