PR

ライフ ライフ

自動運転バス、さいたま・浦和美園で実証実験 9日スタート

浦和美園駅周辺での自動運転実証実験で使われるバス(埼玉高速鉄道提供)
浦和美園駅周辺での自動運転実証実験で使われるバス(埼玉高速鉄道提供)

 埼玉高速鉄道などは9日から、浦和美園駅(さいたま市緑区)周辺で自動運転バスの実証実験を行う。信号機との情報連携や、乗客の顔を識別するシステムが円滑に機能するかを検証し、実用化にあたっての課題を洗い出す。駅周辺には埼玉スタジアムや大型商業施設が立地しているほか、令和5年度までに順天堂大付属病院の開院が予定され、これらの施設を結ぶ「地域の足」となるかが注目される。

 実証実験では、駅を出発したバスが、商業施設の「イオンモール浦和美園」、埼玉スタジアム、順天堂大付属病院建設予定地を回って駅に戻る約40分のコースを走る。1日当たり9便を運行し、13日までの5日間にわたって実施する。

 バスは、群馬大が開発した自動運転技術が採用された車両を用いる。障害物などを認識するセンサー、信号機を確認するカメラが装備され、コンピューターで情報を集約し3Dマップに沿って進む。

 埼玉高速鉄道などによる自動運転バスの実証実験は今回が3回目だ。これまでは時速19キロ以下での走行だったが、今回はよりスピードを速くできるかを検証する。交差点での車両と横断者の位置情報をバスが的確に受け取ることができるかもチェックする。

 駅周辺は、さいたま市が主導して先端技術導入を進めている地域でもあり、一般住宅の太陽光発電を融通し合うシステムの推進や、電線地中化の取り組みが注目を集めている。

 また、県内の病院不足が指摘される中、順天堂大付属病院の開院への地元の期待は大きく、埼玉高速鉄道の関係者は「病院開設のタイミングで自動運転バスを実用化できれば」と話している。

 (中村智隆)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ