PR

ライフ ライフ

コロナ禍で休止8カ月、防犯ボランティア再始動 埼玉の若者100人

防音壁の落書きを消す活動に取り組む防犯ボランティアグループ「クリッパーズ」のメンバーら=10月24日、埼玉県川口市(同県警提供)
防音壁の落書きを消す活動に取り組む防犯ボランティアグループ「クリッパーズ」のメンバーら=10月24日、埼玉県川口市(同県警提供)

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い活動を見送っていた埼玉県の若者らによる防犯ボランティアグループが、繁華街でのごみ拾いなどの取り組みを再開した。活動休止は約8カ月間続いたが、再開を望むメンバーが多く、感染予防策を徹底して再始動に踏み切った。

 埼玉県警は、サイバー犯罪対策、非行少年の更生支援などの目的に応じ、複数の防犯ボランティアグループを運営している。

 しかし、「密」になりがちな大人数での活動が敬遠され、多くは休眠状態だ。メンバーの募集は大学のボランティアセンターなどで行っているため、感染拡大を受けたオンライン授業の浸透も活動停滞の遠因になっているという。

 活動を再開させたのはグループの一つ「クリッパーズ」で、16~30歳の学生、社会人ら約100人が所属する。平成22年に結成され、県警が行う特殊詐欺被害防止の街頭啓発行事、地域のパトロールなどへの参加のほか、街でのごみ拾いや落書き消しにも取り組み、定期的に月2、3回程度の活動を展開してきた。

 今年2月14日を最後に休止状態が続いてきたが、メンバーから「何かできることをしたい」との声が相次いだため、マスク着用、活動前後の手指消毒などの感染防止対策を徹底した上で活動を行うことを決めた。

 再開初日の10月17日は、さいたま市大宮区のJR大宮駅周辺でごみ拾いを行った。同24日には、埼玉県川口市の国道122号沿いで防音壁の落書きを消す活動にも取り組んだ。

 落書き消しに参加した私立大3年の五十嵐結衣さん(21)は「久しぶりに仲間と接することができてよかった。活動が多くの人の目に触れることで、ボランティアへの興味につながれば」と話している。(内田優作)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ