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白神山地でナラ枯れ初確認 世界遺産内7本被害

白神山地の世界遺産地域内で初めて確認された「ナラ枯れ」の被害木。虫が開けた穴から出た木くずなどの白い筋が残っている=2日、青森県鰺ケ沢町(津軽森林管理署提供)
白神山地の世界遺産地域内で初めて確認された「ナラ枯れ」の被害木。虫が開けた穴から出た木くずなどの白い筋が残っている=2日、青森県鰺ケ沢町(津軽森林管理署提供)

 青森、秋田両県にまたがる白神山地の世界自然遺産地域内で、害虫が持ち込んだ菌で樹木が枯死する伝染病「ナラ枯れ」が初めて確認された。東北森林管理局津軽森林管理署が発表した。枯れたのは青森県の2町1村のミズナラ7本。同署は被害の拡大防止に向け、虫や菌の駆除などを進める。

 ナラ枯れは一部の広葉樹がかかる病気で、原因は体長約5ミリのカシノナガキクイムシ(カシナガ)。幹に穴を開けた際、内部に持ち込んだ菌が樹液の流れる管を詰まらせる。被害が拡大すると茶色の枯れ葉が広がり景観が悪化するほか、生態系への影響や地滑りの発生につながる。

 同署によると、調査は9、10月に実施。遺産地域内の7本のほか、周辺の2本も被害に遭った。白神山地を象徴するブナは比較的ナラ枯れの被害を受けにくいという。

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