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栃木、いじめ認知件数が過去最多

 栃木県教育委員会は、県内の公立学校での令和元年度のいじめ認知件数は計5876件で、現在の調査方法となった平成18年度以降、最多を更新したと発表した。最多更新の要因について県教委は「小さないじめも把握しようとする意識が浸透した結果、認知件数の増加につながっている面もある」としている。

 県教委によると、公立学校の区分別では、小学校が4136件(前年度比1024件増)で2年連続の増加。中学は1454件(同64件増)で6年連続、高校・特別支援学校は286件(同25件増)で2年連続の増加だった。

 児童生徒1000人当たりの件数では、小学校42件(同10・9件増)、中学28・8件(同1・7件増)、高校・特別支援学校7・1件(同0・6件増)。いじめ防止対策推進法で規定する、生命・身体・財産への重大な被害や長期欠席につながった「重大事態」は、小学校と中学で各9件、高校・特別支援学校で4件あった。どの学校区分も、いじめ発見のきっかけは約半分がアンケート。県教委は各学期1回の実施を指針としているが、毎月行っている学校もある。

 なお、国立・私立も対象にした文部科学省の調査では、同年度の県内のいじめ認知件数が6003件だった。

 一方、公立高校の中退者は全日制248人(38人減)、定時制94人(44人減)、通信制47人(2人増)。中退率は全日制0・7%、定時制9・14%、通信制4・96%だった。県教委は「中学での進路指導、高校での面接指導を丁寧に行ってきた成果」としている。(山沢義徳)

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