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スウェーデンのコロナ対策担当者「第2波は来ていない」

スウェーデンの政府機関「公衆衛生局」で新型コロナウイルス対策を指揮する疫学者、アンデシュ・テグネル氏(板東和正撮影)
スウェーデンの政府機関「公衆衛生局」で新型コロナウイルス対策を指揮する疫学者、アンデシュ・テグネル氏(板東和正撮影)

 スウェーデンの政府機関「公衆衛生局」で新型コロナウイルス対策を指揮する疫学者、アンデシュ・テグネル氏(64)が22日までに産経新聞のインタビューに応じた。同国に感染流行の「第2波」は到来していないとの認識を示し、緩やかな制限措置を今後も続ける方針を強調した。

 スウェーデンでは最近、感染者数の緩やかな増加がみられるが、テグネル氏は他の欧州諸国と比較すれば「非常に少ない」と指摘。「国内の多くの地域は安定した状況にあり、現時点で『第2波』だとは信じていない」と断言。「『第2波』が来ると予期もしていない」とも述べた。

 1日当たりの新規感染者数は6月には1千人以上の日が続いたが、10月に入ってから500人を下回る日もあり、テグネル氏は社会的距離を保つなど、地道な対策が実を結んでいるとの考えを示した。

 また、現在の感染者数の増加が緩やかな傾向を示しているものの、国民の間にウイルスへの免疫が広がっているわけではないとの認識を示した。英メディアなどはスウェーデン政府が人口の一定割合がウイルスの免疫を獲得することで感染を抑制する「集団免疫」の獲得を目指しているとの分析も伝えていたが、政府は否定している。

 テグネル氏はマスク着用について、「将来的にスウェーデンで推奨するかどうかは分からない」と断りつつ、着用を義務付けた欧州諸国で感染者が大幅に増加していることなどを指摘。マスクが感染を防ぐ科学的根拠は「非常に弱い」と、効果に懐疑的な見解を示した。

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