PR

ライフ ライフ

運動する子供は達成意欲が強い 令和元年度体力・運動能力調査

運動会で行う競技の練習をする生徒ら=9月28日午前、大阪府東大阪市(須谷友郁撮影)
運動会で行う競技の練習をする生徒ら=9月28日午前、大阪府東大阪市(須谷友郁撮影)

 スポーツ庁が18日に公表した令和元年度の体力・運動能力調査では、運動やスポーツをめぐる意識調査も行われた。日常的に体を動かしている子供の多くは、「何事も最後までやり通したい」とする達成意欲が強いほか、幼児期に外遊びをよくしていた小学生は日常的に運動し、体力も高い傾向にあることが分かった。

 青少年の男女に「何でも最後までやり遂げたいと思うか」を尋ね、体力調査の平均合計点(80点満点)との関係を調べたところ、「とてもそう思う」と回答した15歳男子は53・4点、女子は53・6点だった。一方で「あまり思わない」「全く思わない」と回答した15歳男子は計47・3点、女子は計48・0点だった。

 18歳男女も同様の傾向が出ており、運動やスポーツが若年層における達成意欲の醸成に、肯定的な影響を及ぼすことが分かった。

 また、小学生に「入学前はどのくらい外で体を動かす遊びをしていたか」を尋ね、同様に体力調査の結果と照らし合わせたところ、「週に6日以上」と回答した10歳男子は57・6点、女子は57・3点となった一方で、「週に1日以下」は53・0点、女子は55・6点となった。

 他の年齢も同様の傾向が出ており、スポーツ庁は「小さいころから外で体を動かして遊ぶ習慣を身につけることが運動習慣の基礎を培い、体力の向上につながる。幼児期の外遊びは非常に重要だ」としている。

 また、青少年の運動とスポーツの実施率について、前回東京五輪後の昭和43年度と比べたところ、男女ともに全ての年代で「実施していない(しない)」の割合が減少。特に小学生女子は40ポイント以上減った。

 小中高の各世代で同様に大幅減となっており、同庁は「競技性の高いものだけでなく、誰もが気軽にスポーツを楽しめる環境が増えているのでは」と推測。ただ、調査に協力した順天堂大の内藤久士教授(運動生理学)は「昔の子供は『運動やスポーツをする』ことを『運動部に入ってバリバリやっている』ことと捉えたと思われる。日常生活を含め、トータルで昔の子供の方が体を動かしているのではないか」としている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ