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【ビジネスパーソンの必読書】『YouTube作家的思考』『ダイヤモンド 欲望の世界史』『仏具とノーベル賞 京都・島津製作所創業伝』

『仏具とノーベル賞 京都・島津製作所創業伝』
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地方企業の理想像

 □『仏具とノーベル賞 京都・島津製作所創業伝』鵜飼秀徳著(朝日新聞出版・1400円+税)

 2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏は当時、京都の島津製作所の社員であり、今も在籍している。その島津製作所における明治期、創業当初のエピソードの数々を紹介。

 創業者の島津源蔵(初代)は京都の仏具職人だった。ところが明治初期の廃仏毀釈で寺院が激減し需要がなくなる。一方、維新の戦乱で荒廃した京都では、槇村正直知事が復興のカギを科学技術に求めようとしていた。源蔵は、それに歩調を合わすように島津製作所を創業する。

 そして源蔵は息子の梅治郎(二代源蔵)とともに、有人気球飛行、蓄電池、エックス線、電子顕微鏡といったさまざまな「日本初」を手がけていく。梅治郎は大正時代にすでに自社バッテリーを積んだ電気自動車を乗り回していたという。

 京都と島津製作所は持ちつ持たれつの関係だった。地域が企業を育て、企業が地域振興に貢献する。産業振興、地方創生の理想像がここにあるのではないか。

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