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「ずっと待っていた」網膜色素変性症、患者から期待の声

記者会見する神戸市立神戸アイセンター病院の栗本康夫院長(左)ら=16日午後、神戸市
記者会見する神戸市立神戸アイセンター病院の栗本康夫院長(左)ら=16日午後、神戸市

 難病「網膜色素変性症」の患者に、人工多能性幹細胞(iPS細胞)由来の細胞を移植する世界初の臨床研究が実施された。視細胞が失われ失明のリスクもある難病だが、治療法の確立は長らく道半ばだった。「ずっと待ち続けていた」。闘病を続ける患者は期待を寄せる一方、安全面をはじめとした課題も残っている。(石橋明日佳)

 「無事に手術を終えることができほっとした。小さな一歩だが、踏み出せた」。臨床研究について神戸市立神戸アイセンターは16日夜に記者会見。執刀した栗本康夫病院長は安堵(あんど)の様子を見せた。

 「もう一度、視力が回復する日も夢ではないのかもしれない」。患者らでつくる日本網膜色素変性症協会(東京)の伊藤節代理事(64)=神戸市兵庫区=が声を弾ませた。

 網膜色素変性症は4千~8千人に1人が発症するとされる国の指定難病で、国内の推定患者は約4万人。病の進行とともに視細胞が失われ、視力が低下し、視野が狭くなっていく。症状は両目で同時に進行し、失明に至るケースもある。

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