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上皇さまや昭和天皇ご愛用の旧御料車「ニッサンプリンス・ロイヤル」特別展示

特別展示されている旧御料車のニッサン・プリンス・ロイヤル=14日、沼津市の沼津御用邸記念公園(岡田浩明撮影)
特別展示されている旧御料車のニッサン・プリンス・ロイヤル=14日、沼津市の沼津御用邸記念公園(岡田浩明撮影)

 沼津御用邸記念公園(静岡県沼津市)で、昭和天皇や上皇さまが使われた旧御料車「ニッサンプリンス・ロイヤル」が特別展示されている。公園としての開園50周年記念で宮内庁から特別に貸し出されたもの。市は、上皇さまの学友らの寄稿も受けて今回独自に作製した記念誌のインターネット公開も準備しており、沼津と皇室との歴史的つながりが改めて注目されそうだ。

 旧御料車の特別展示は、同園を管理する沼津市が企画。トレーラーで宮内庁から運搬して搬入した。市によると、初の国産の御料車として製造された7台のうちの1台で、昭和44年ごろから平成20年ごろまで活躍したという。排気量6373cc。全長約6・1メートル、全幅約2・1メートルと、通常の乗用車に比べて大型だ。

 訪れた観光客らは重厚な車体に「こんな近くで見られるのはめったにない」「思った以上に大きい」と驚きの声を上げていた。

 昭和45年、昭和天皇と香淳皇后が沼津御用邸を最後に訪れた際も使用された。上皇ご夫妻も在位中、国会開会式や戦没者追悼式など重要行事での移動に使われた。平成18年以降はトヨタ自動車が開発した後継車「センチュリーロイヤル」に順次更新され、天皇、皇后両陛下も乗られている。

 沼津市は50周年記念行事としてほかにも、独自に48ページオールカラーの記念誌を作製した。内容は、市にまつわる上皇さまの過去のお言葉のほか、上皇さまと戦時中、沼津などに一緒に疎開した学友の明石元紹(もとつぐ)さんらの寄稿、皇室の歴史に詳しい小田部雄次静岡福祉大名誉教授の記事など。市内の学校や図書館、公共施設に置くほか、市ホームページで月内にも全文を公開する準備を進めている。

 また邸内では、同じく皇室ゆかりである静岡県三島市立公園楽寿園、秩父宮記念公園(静岡県御殿場市)、神奈川県立恩賜箱根公園(同県箱根町)の所蔵品を合同展示している。

 展示は11月22日まで。4公園は「富士・箱根・伊豆『皇室ゆかりの庭園』ツーリズム」として昨年、国土交通省から認定されており、さらに連携を深める。

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