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欧州のコロナ「第2波」止まらず 入院者急増に危機感も

仏政府の営業制限に抗議するレストラン従業員たち=10月2日、パリ(ロイター)
仏政府の営業制限に抗議するレストラン従業員たち=10月2日、パリ(ロイター)

 【パリ=三井美奈】新型コロナウイルス流行の「第2波」で、ドイツ、フランス、英国など欧州の主要国で今週、1日当たり新規感染者数が最多になった。各国政府は全国的な「都市封鎖」の再実施は避けたい方針で、自治体ごとに規制を強化し、感染封じ込めに懸命になっている。

第1波に近づく

 ドイツの8日の発表では、1日当たりの感染者数が4千人を突破した。「第1波」のピークだった4月初め以降、初めてだ。先週まで2千人台で推移していたため、メルケル首相は「今春のような事態を再発させてはならない」と警戒感を示した。ドイツは第1波で、商店閉鎖や移動制限を迫られた。

 フランスでも8日、1日当たりの感染者数が2日連続で1万8千人を超えた。英国は4日、過去最多の2万人を記録。政府は「以前の検査の集計漏れを入れた結果」と説明したが、8日の発表でも1万7千人を超え、4日に次ぐ多さになった。英独仏はいずれも、週約100万件の大量検査を行っている。

飲食店、各都市で規制

 入院者数も急増し、各国で危機感が強まる。フランスのパリ首都圏では6日、集中治療室の病床占有率が40%を超えた。保健当局は病床確保のため、「ほかの病気の手術日程の先送りを始めた」と明らかにした。フランスやスペインでは1日当たりの死者数が「第1波」のピーク時よりははるかに少ないが、8月と比べて増加傾向がみられる。

 飲食店の営業規制も各地で相次ぐ。パリでは6日から、バーの営業が禁止された。独ベルリンでは10日以降、飲食店や商店に対し、午後11時~午前6時の夜間営業を禁止した。欧州連合(EU)本部があるベルギーのブリュッセルでは8日から1カ月間、バーや喫茶店の営業が禁止された。

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