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負傷のコウノトリ捕獲 栃木県小山市、治療し放鳥目指す

 栃木県小山市は8日、渡良瀬遊水地に定住し左脚を骨折したとみられる国の特別天然記念物のコウノトリ「歌」の捕獲に成功したと発表した。今後、県内の獣医師が治療を行って野生復帰を目指す。

 捕獲作業は、兵庫県立コウノトリの郷公園などの協力を得て今月4日に始めた。歌の行動範囲である栃木県栃木市内の休耕田に、投網を遠隔操作で発射する装置を設置。餌のドジョウなどで誘い、近付いたところを捕獲した。

 小山市の相談を受けた県が獣医師に治療を委託。順調に回復して野生復帰が可能であれば、渡良瀬遊水地に放鳥する。

 歌は徳島県で生まれた2歳の雌で、雄の「ひかる」との間に今年、ひな2羽が誕生した。9月下旬に歌が負傷しているのを市民が発見。連絡を受けた小山市が、専門機関「コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル(IPPM-OWS)」と協議して対応を決めた。

 捕獲成功をうけ、浅野正富市長は「早期の保護に安堵(あんど)している。市民とともに一日も早い回復を祈り、経過を見守りたい」とコメントした。(山沢義徳)

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