初のオンライン内定式 コロナ禍で水戸の常陽銀行
常陽銀行(水戸市、笹島律夫頭取)は1日、来春入行予定の大学生ら111人の内定式を実施した。昨年までは全員を集めての内定通知書授与式を行っていたが、新型コロナウイルスの影響が続く今年は「内定者同士が直接会えなくても互いに絆を強めてほしい」(人事部)との考えから初のオンライン開催となった。
内定式では秋野哲也取締役常務執行役員が「一人一人がお客さまや地域のために何ができるかを考え、仕事へ取り組んでほしい」とあいさつ。続いて、内定者が画面から順番に自己紹介などを行った。
出席者のうち、学習院大の岩瀬克裕さん(23)は「就職活動はイレギュラーな形が多かったが、内定式を迎えられてホッとした」。茨城大の小泉彩奈さん(21)は「(オンラインで)同期の顔が見られたのはよかった。これから会うのが楽しみ」と語った。