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福島は7年ぶりマイナス 東北の基準地価

宮城県内の商業地で最高価格だった「仙台市青葉区中央2-1-1」(石崎慶一撮影)
宮城県内の商業地で最高価格だった「仙台市青葉区中央2-1-1」(石崎慶一撮影)

 東北6県が29日に発表した基準地価調査(7月1日時点)によると、昨年10月の台風19号で被害を受けた福島で、住宅地が7年ぶりのマイナスとなった。宮城の東日本大震災の被災地では、復興に伴う移転需要が落ち着いた上、新型コロナウイルスの影響で解雇や雇い止めが発生し、住宅地の価格を押し下げた。

■宮城

 全用途平均変動率はプラス0・9%。住宅地は0・1%、商業地は3・0%と、いずれも8年連続で上昇したものの、上昇幅は縮小した。仙台市が5・1%、名取市など仙台周辺9市町村の平均が2・5%とともに9年連続の上昇となった。

 一方、人口流出などが進む地域を含むその他の市町はマイナス1・5%で6年連続の下落となった。

 最高価格は住宅地が「仙台市青葉区上杉5-6-8」で1平方メートル当たり34万5千円、商業地が「仙台市青葉区中央2-1-1」で381万円。

■青森

 全用途平均変動率はマイナス1・1%。住宅地は同1・2%で22年連続、商業地は同1・2%で29年連続それぞれ下落し、下落幅も拡大した。南彰不動産鑑定士は「昨年暮れからの景気の悪化に新型コロナウイルスの影響が追い打ちをかけた」などと分析している。

 変動率は住宅地で5地点上昇(昨年度17地点)したが、商業地は3年ぶりに上昇地点はなかった。最高価格は住宅地が「青森市浜田豊田119-29」で、昨年度と同じ6万6500円、商業地は「青森市新町1-13-4」で0・5%下落の19万7千円。

■岩手

 全用途平均変動率はマイナス1・2%。住宅地は同1・1%で20年連続、商業地も同1・8%で27年連続の下落となった。下落幅は住宅地で0・3ポイント、商業地で0・2ポイント拡大した。

 住宅地は国道4号沿いの内陸部を中心に9市町の54地点で上昇。岩手医大と附属病院が移転した矢巾町が市町村で最も高い4・2%の上昇となった。盛岡市は0・4%の上昇だった。最高価格は住宅地が「盛岡市駅西通2-15-27」の9万5千円、商業地が「盛岡市盛岡駅前通8-17」の26万円だった。

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