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修学旅行、中止や日帰りに コロナ禍で秋に延期も 

バスでリスク回避

 中止や延期が相次ぐ修学旅行だが、「一生に一度の経験をさせたい」と保護者や学校現場で実施を望む声も多い。懸念される感染リスクを少しでも減らそうと、移動手段を不特定多数が使う公共交通機関から貸し切りバスに切り替える動きも出ている。

 兵庫県養父市は、リスク回避を目的に修学旅行での交通手段を貸し切りバスに限定。生徒間の距離をあけるためのバスの増便費用は全額を補助する。千葉県八千代市は50人以上の大型バス1台当たり生徒20人の乗車を目安としたため、市立中の大半が増便を決めた。

 修学旅行を多く扱う旅行会社の担当者は、「自治体や学校の判断でばらつきがあるが、修学旅行を日帰りに切り替え、近隣をバスで移動する動きは全国的に増加傾向にある」という。

 日本旅行業協会(東京都)は修学旅行の手引を作成し、可能な限り人との距離を取る▽集合や移動方法に余裕を持たせる▽手を拭くハンカチを共用しない-など注意すべきポイントを提示。バスの利用についても車内空気の完全な入れ替えには5~6分必要だと説明している。

 貸し切りバス事業を行う近江鉄道(滋賀県彦根市)によると、感染者が減少した時期に学校からの申し込みが増加したが、7月以降の感染者増でキャンセルや行き先の変更も相次ぐ。

 運転手と乗客の間に遮蔽板を設置したり、消毒や換気を徹底したりして備えており、「対策を取って状況を見守るしかないが、今後の新しい旅の様式として、貸し切りバスを活用してもらえたら」と話した。

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