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【知ってる?! 海洋プラスチック(2)】環境に優しい化学繊維開発へ

マイクロプラスチックの排出率を抑えた繊維であることを証明する認証マーク(伊藤忠ファッションシステム提供)
マイクロプラスチックの排出率を抑えた繊維であることを証明する認証マーク(伊藤忠ファッションシステム提供)

 海を汚す海洋プラスチックごみのうち、近年注目されている「マイクロプラスチック(マイプラ)」。最も大きな原因は、化学繊維を使った衣類から洗濯や日常の摩擦で抜け落ちた糸くずだ。

 化学繊維は起毛や冷感温感素材など快適素材の代表格として年々需要が拡大、国内の繊維製品の7割以上を占めている。プラスチックストローやポリ容器などのように廃止をめざすのは容易ではない。

 伊藤忠商事グループの伊藤忠ファッションシステム(東京都港区)では、生地の機能性を分析する技術を応用、マイプラの排出量を確かめる独自の検査技術を開発した。排出量を既存品の50%未満に抑えた生地に認証マークを=図=付与するほか、認証生地の開発・販売を支援するなど「レスマイクロプラスチック」の普及活動に注力している。

 同社によると、一般的な起毛ジャケット1着から1回の洗濯で排出されるマイプラは約1・19グラムだが、「生地の組織を締め上げれば排出量は減る」という。この方法で、これまでに排出量を50~80%抑制した「ボア」など起毛生地13種類を認証。スポーツ用品メーカーなどが関心を寄せており、早ければ今年中にも、これら認証生地を使った商品が店頭に並ぶ可能性があるという。(取材協力 伊藤忠ファッションシステム)

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