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杉村隆氏が死去 がん治療の進歩に尽くす

死去した杉村隆氏(日本学士院提供)
死去した杉村隆氏(日本学士院提供)

 国立がんセンター総長を務め、自らの胃がん手術体験を著書に記すなどがん治療の進歩に尽くした杉村隆(すぎむら・たかし)氏が6日、心不全のため東京都内の病院で死去した。94歳。東京都出身。葬儀・告別式は親族で行った。

 1949年に東京大医学部卒。62年に国立がんセンター(現、国立がん研究センター)の研究員、74年に研究所長となり、84年に総長。92年から名誉総長。一貫してがん治療の研究と指導に取り組んだ。文化勲章、日本国際賞など受賞は多数。

 2003年、胃がんが見つかり胃を全摘出。ほかの患者や家族の役に立てたいとして、検査や治療の経過、術後の生活を著書に記すなど、患者の立場からもがん治療の発展に取り組み続けた。

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