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【児童書】『ねこになっちゃった』角野栄子作、よしむらめぐ絵 キュートな「ネコ遊び」

角野栄子作、よしむらめぐ絵『ねこになっちゃった』(小学館)
角野栄子作、よしむらめぐ絵『ねこになっちゃった』(小学館)

 『魔女の宅急便』シリーズを手掛けた角野栄子さんの新作である。

 主人公のアコちゃんは、おともだちのトラトラちゃん、クマちゃんといつもいっしょの女の子。ある日、隣の家からネコのミミが遊びに来るところから物語は始まる。クレヨンで顔にひげを描いたり、あくびをしたり。みんなでネコのまねをする「にゃごにゃごあそび」を楽しむアコちゃんたちの姿がほほえましい。

 後半にはアコちゃんのママが登場。ネコみたいに丸くなり、「にゃごにゃご、ぐーぐー」と寝てしまう。「おかあさんも ねこに なっちゃった!」。驚いたアコちゃんも、まねをして寝てしまい…。お話も絵もキュートで、手元に置いておきたい一冊だ。

 推奨年齢は2~3歳前後で、担当編集者の喜入(きいれ)今日子さんは「小さなお子様の読み聞かせにぴったり」と太鼓判を押す。確かに、記者の3歳の娘も「にゃごにゃごえほん」と呼んで気に入った様子。サンタクロースが登場する続刊を11月に刊行予定だといい、こちらも気になる。(小学館・1100円+税)

 本間英士

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