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関西経済、脱「中国一本足」が急務 今年度の成長率マイナス5.2%見通し、日本全体より小幅だが

 関西は半導体などの電子部品を中心に、輸出における中国向けの割合が全国より5ポイント程度高い。その中国の経済は世界に先駆けて新型コロナの影響から回復へ転じ4~6月期GDPは年率換算で前期比55%程度のプラスとなった。

 この結果、関西の4~6月期の輸出は中国向けが牽引(けんいん)して前年同期比12%減に。全国(25・3%減)に比べ“被害”は抑えられた。2年度全体でもこの傾向は続くとみられる。

 ただ、対中依存度の高さは不安定要因でもある。11月の米大統領選挙が絡み米中摩擦激化の恐れがあるからだ。中国経済そのものの冷え込みに加え、米国の中国企業に対する禁輸措置で、半導体部品をはじめとする電機、電子関連で関西企業への余波がありそうだ。

 稲田氏は関西の企業などに対して「対中輸出や(輸出にカウントされる)中国からの訪日外国人客へ依存する『一本足打法』から、事業を広げることを検討すべきだ」と訴える。

 具体例として、中国以外の国・地域への輸出先の開拓や、幅広い国・地域の人にウェブなどで楽しんでもらえるリモート観光の導入などを挙げた。

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