PR

ライフ ライフ

大阪名物フグ消えた…大阪で巨大看板が根付いた理由

 ミナミは日本一の芝居の町として栄えたが、戦後の復興とともに大きな看板が次々と立ち並び始めた。北辻さんは「グリコの看板に触発されるように巨大で派手な看板が増えていった」とした上で、「当時は屋外広告物の規制もなかったので、面白がる大阪人の気質と『横の店よりもっと派手に』という競争意識が重なり、巨大化が進んだのでは」と推測する。

 日本のポップカルチャーに詳しい近畿大の清島秀樹名誉教授(現代文化)も、大阪人の気質が特有の看板文化を育んだと考える。

 「大阪発祥の回転ずしや屋上ビアガーデンが象徴するように、常識では考えられないような派手でユニークな発想が特徴。邪道と思うような文化でも受け入れる懐の深さがあり、独創的な巨大看板も容易に受け入れられ、定着したのでは」

 づぼらやの看板はなくなってしまったが、ミナミにはまだ多くの巨大看板が残る。北辻さんは「今後はVRの技術を使って、たとえばカニが目の前に飛び出してくるなど、時代の流れに沿った仕掛けをしていきたい」と意気込んだ。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ