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仙台市が「オンライン診療」の実証実験 新型コロナ感染拡大受け

「オンライン診療」の実証実験で、ビデオ通話を使って患者を診察する安藤健二郎医師=18日、仙台市太白区(塔野岡剛撮影)
「オンライン診療」の実証実験で、ビデオ通話を使って患者を診察する安藤健二郎医師=18日、仙台市太白区(塔野岡剛撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、仙台市は18日、市内のクリニックと協力し、ビデオ通話などを利用して患者を診療する「オンライン診療」の実証実験を行った。患者は医療機関を訪問することなく受診できるため、院内感染などを防止できる利点がある一方、オンライン診療のみでは正確な診断が難しい点など、課題も浮き彫りになった。

 この日の実証実験は、仙台市医師会会長の安藤健二郎医師が院長を務める「あんどうクリニック」(同市太白区)で行われた。生活習慣病を抱える患者の定期健診という設定でビデオ通話を利用し、ノートパソコン越しに患者役の男性に対する診療が行われた。

 実証実験では、安藤医師自身が独自に開発したというマイクが付いた聴診器を使って診療。実証実験を終えた安藤医師は「正確な診断をする上で、オンラインのみの診療では難しい。患者側もオンライン診療に対する信頼は十分でない」と指摘した。

 県内の新型コロナウイルスの感染者は累計で186人で、このうち7割以上が仙台市内の在住者で占める(18日現在)。市は市内の医療機関を対象に、オンライン診療に必要なシステムの導入経費などに最大15万円、またシステムの使用料などに月額5千円の助成を実施。市内にある1099の医療機関のうち212カ所で、オンラインや電話による診療が一部導入されている(13日現在)。

 市まちづくり政策局の谷口尚史課長は「(実験に参加した)医師からアンケートを取り、課題を洗い出して検証していきたい」と語った。

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