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夏休みで沖縄の感染者急増 離島で集団感染 医療崩壊の懸念も

 夏休み期間に入り、南国・沖縄で新型コロナウイルスの感染拡大が急激に加速している。人口10万人当たりの感染者数では東京都や大阪府を大幅に上回り、沖縄本島だけでなく、離島の宮古島や石垣島でも観光客の往来が端緒とみられる感染者が続出。脆弱(ぜいじゃく)な医療態勢が逼迫(ひっぱく)し、医療崩壊の懸念が高まっている。

 沖縄県で69日ぶりに2人の新規感染者が出たのは7月8日。同23~26日の4連休後に急激に増え、今月4日に過去最多の83人、6日にも73人の感染者が確認された。7月30日~今月5日の1週間の累計は436人で、前週(118人)の3・7倍に膨れ上がった。

 5日までの1週間で同県(人口約145万人)の人口10万人当たりの感染者数は29・93。東京都(同約1400万人)の17・31、大阪府(同約882万人)の14・34を大幅に上回る。

 感染者急増の影響は医療態勢を直撃。県は新型コロナ患者向けの病床を約230床確保したが、今月3日に病床利用率が146・6%に達し、自宅待機者が200人を超えた。急遽(きゅうきょ)190人分の宿泊療養先を用意したものの、看護師ら医療従事者不足で十分に受け入れられない状態が続く。

 深刻な事態を受け、菅(すが)義偉(よしひで)官房長官が「何回となく(宿泊施設を)確保すべきだと促している」と苦言を呈する場面もあり、県の担当者は「次の波に向けた準備を進めていたが、感染拡大の速度が想定をはるかに上回り、対応が追いついていない」と打ち明ける。

 感染者急増の背景には、政府の観光支援事業「Go To トラベル」の影響もあり、4連休から観光客が一気に増えたのが大きい。本島以外にも石垣島と宮古島で計39人(6日時点)の感染者が出ている。

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