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茨城県独自基準「ステージ3」に引き上げ クラスター受け水戸の「夜の街」でPCR検査へ

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、茨城県の大井川和彦知事は31日、臨時の記者会見を開き、県独自の4段階基準を「ステージ3」(感染が拡大している状態)に31日から引き上げると発表した。大井川知事は「医療態勢にはまだ余裕があるが、水戸市の感染形態はかなり警戒すべきとみており、万全の対策を取る必要がある」と説明。水戸市の「夜の街」について、県が主導して徹底的なPCR検査を実施する方針も明らかにした。(永井大輔)

 県内の25~31日の1日当たり陽性者は7・3人、陽性率は3・1%で、ステージ3に該当する。医療提供態勢は病床稼働率20・2%、重症病床稼働率3・3%でともにステージ1相当だが、大井川知事は「今後の感染拡大に備え、確保病床を72床から171床に増やす」と述べ、入院調整本部を立ち上げて数日以内に増床する方針を示した。

 外出自粛や休業の要請については、大井川知事はステージ4への引き上げ時まで検討しないとし、感染地域が、中央・水戸、古河、つくば各保健所管内に集中していることから、「全県的な外出自粛、休業要請は考えていない」と説明した。

 一方、水戸市のキャバクラやバーでクラスター(感染者集団)が発生していることを受け、大井川知事は「県内での市中感染の可能性が高くなっている」と警戒。県が主導し、水戸市の「夜の街」PCR検査ローラー作戦を行い、関係者を徹底的に検査する方針を打ち出した。

 水戸市の大工町、泉町、天王町、五軒町、栄町を「特定繁華街」と位置付け、この地域の飲食店や風俗店など700軒以上の従業員や7月下旬の利用者で、希望者には無料でPCR検査を実施するという。

 県は、独自の感染者特定システム「いばらきアマビエちゃん」でクラスター発生を食い止めるとしているが、水戸市のキャバクラは同システムに登録していなかった。大井川知事は今後、未登録店舗で追跡困難な感染者が発生した場合、店名公表を行う方針を示し「条例化による登録義務付けも検討し、普及を進めたい」と力を込めた。

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