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超過死亡、5都県で138人 新型コロナの検査見落とし「多くない」

閑散とした渋谷スクランブル交差点=4月29日、東京都渋谷区(古厩正樹撮影)
閑散とした渋谷スクランブル交差点=4月29日、東京都渋谷区(古厩正樹撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で死亡した人の数を推計する「超過死亡」の調査を厚生労働省研究班が実施した結果、今年1~4月に東京など5都県で計138人の超過死亡があったと推計されることが31日、分かった。同時期の新型コロナの死者数は400人を超えていたが、交通事故や自殺など別の要因による死者が予想より少なかった場合には、推計値と逆転することがあるという。

 超過死亡の調査で、新型コロナに感染したものの検査で確認されないまま死亡した人が多くいれば、把握できる可能性がある。ただ、研究班メンバーの鈴木基・国立感染症研究所感染症疫学センター長は今回の結果から「見落としは多くはない」としている。

 超過死亡は、過去の統計の傾向から予想される死者数を、実際の死者数がどれぐらい上回っているかを調べるもの。例年インフルエンザの流行を見極める指標にされるが、今年は新型コロナの感染拡大による影響の大きさを知る手がかりにもなり、今後の対策に生かすことが期待される。

 研究班が欧州で使われた算出方法に基づき推計したところ、新型コロナの流行がなかったとの想定で、今年1~4月に予想される死者数を超過したのは栃木14人、埼玉5人、千葉61人、東京55人、徳島3人の計138人。米疾病対策センター(CDC)の手法では千葉の47人だけだった。一方、当時新型コロナの死者として公表されたのは全国で450人余りに上った。

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