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【しずおかこのひと】わらじ館の橋都彰夫さん 富士山閉山も登山者の手助けを

 《困った人が声をかけられるよう、今夏はわらじ館入り口にこれまではなかったブザーを取り付けた》

 「登ってくる人を応援はできないけれど、強制的には止められない。わらじ館は営業しませんが、困った人はブザーを押してもらえれば手助けします。気軽に助けを求められるように張り紙も作りました。上の小屋が開いていないので、わらじ館の前を正午以降に通り過ぎて登るのは危ない。止める権利はないけれど、危なっかしい人にはこちらから声をかけることもあります」

 《静岡県側は5合目まで続く3県道をすべて閉鎖した。一方で山梨県側は、登山道は閉じたものの「5合目観光」は解禁した》

 --静岡県と山梨県の対応の違いはどう考えるか

 「両県の事情の違いと言ってしまえばそれまでです。これまでも開山日が異なったり、ちぐはぐなことはありました。登山道は閉鎖したけれど、今年も山梨県側の5合目にはたくさんの観光客が来るでしょうから、人を配置するなどの措置はしっかりとっていただきたいですね」

 --富士山を愛する登山者へメッセージを

 「今年は我慢して、来ないでください。そうすれば私の仕事は減ります。富士山は意識が低い人でも登れてしまう優しい山でもあるので、手を貸せる態勢だけは取っておきます」

 はしづめ・あきお 昭和33年8月12日生まれ。高校卒業後、昭和52年に静岡県警に採用。熱海署や沼津署、県警本部暴力団対策2課などを経て平成23年に退職し、同年夏から御殿場口7合目の山小屋「わらじ館」の経営に関わる。夢は使われていない山小屋を再利用して富士山に診療所をつくること。御殿場市出身。

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