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来年から一般参加型「ぐるとち」開催へ 「ツール・ド・とちぎ」実行委解散

昨年3月に開催された「ツール・ド・とちぎ」
昨年3月に開催された「ツール・ド・とちぎ」

 平成29年から栃木県で3年連続開催された自転車の国際ロードレース「ツール・ド・とちぎ」の実行委員会が30日、解散した。県は来年から宿泊や観光体験を取り入れた一般参加型の後継サイクルイベント「ぐるとち」を開催することを決めており、ツール・ド・とちぎの遺産を活用しながら、自転車を通じた地域振興を目指す。

 ツール・ド・とちぎは、本州では難しいとされてきた公道レースを実現させ、「自転車先進県」としての県のブランド力向上に貢献してきた。一方で、資金確保など運営面での課題も多く、今年3月の第4回大会が最後の開催となる予定だった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、最後の大会は中止となった。

 この日、県総合文化センター(宇都宮市本町)で開かれた最後の会合で、実行委の喜谷辰夫会長は「大会は地域活性化という点で一定の成果を挙げた」と振り返った。大会名誉会長を務めた福田富一知事も「自転車推進県・栃木の魅力を深める新たな取り組みの礎として、大会を語り継いでいきたい」と述べた。

 後継イベントの「ぐるとち」は、より裾野を広げた一般参加型イベントとして計画。名称には「ぐるっと栃木県を周遊する」との意味を込めた。2日間で県内を1周する宿泊コース、ファミリー層も楽しめる中距離の日帰りコースなど複数の参加プランを用意するほか、サイクリング中に地域の特産品や観光資源に触れてもらい、誘客や地域振興につなげる。第1回は来年5月22~23日、那須野が原公園(那須塩原市千本松)を発着点に開催予定だ。

 「ぐるとち」実行委員会の中心となる県地域振興課の菅俣宗良課長は「トップレースから一般参加型へと裾野を広げることで、ツール・ド・とちぎの盛り上がりを承継したい」と意気込みを語った。(根本和哉)

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