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水戸市、クラスター発生疑いのキャバクラ店名を公表

 水戸市は29日、複数の新型コロナウイルス感染者が確認された市内の飲食店について、店名の公表に踏み切った。クラスター(感染者集団)発生の可能性が高く、感染拡大防止の観点に立ったとしているが、高橋靖市長は29日、記者会見などは行わず、公表を判断した具体的な説明はなかった。

 市が公表したのは、水戸市泉町のキャバクラ「CLUB Wayne」(クラブ ウェイン)。市はクラスター発生の可能性が高いとみており、7月1~26日の利用者は市保健所に連絡するよう求めている。

 店関係者について、市は28日夜、当初は無職としていた感染者の男性を接客業と改め、アルバイトの20代女性を含む同店の従業員計3人の感染が確認されたと発表。翌29日には、新たに接客業の20代女性の感染も分かり、店関連の感染者は4人となった。

 市は29日、28日に感染が確認された施設相談員の40代男性が勤務する施設名を同市見川町の特別養護老人ホーム「ケアステーション梅寿園」と公表した。ただ、男性は入所者と直接の関わりはなく濃厚接触者はいないため、クラスター発生の可能性は低いという。

 市では、感染者の都内への移動歴や推定される感染経路などの情報公開を控える傾向にあったが、市中感染への懸念も大きいことから店名公表に踏み切ったとみられる。

 茨城県の大井川和彦知事は21日の定例記者会見で、「詳細な情報の公表が感染症対策では公共の利益となる。保健所の運用について、再度指示をしていく」との方針を示しており、感染拡大防止に向けた保健所の調査への協力を呼びかけている。

 一方、茨城県内で29日、新たに9人の新型コロナウイルス感染が確認された。県内の感染者は268人となった。

 茨城県によると、患者はひたちなか市の30代男性会社員▽同市の20代男性会社員▽古河市の40代無職男性▽取手市の30代男性会社員(千葉県勤務)▽つくば市の50代男性会社員▽同市の30代女性会社員▽つくばみらい市の消防士(都内勤務)-の計7人でいずれも軽症。茨城県は取手市の30代男性を除く6人はこれまでの感染者の濃厚接触者とみている。

 水戸市は29日、ともに20代の、男性会社員と接客業の女性の計2人の感染が確認されたと発表した。女性は、集団感染が疑われる水戸市泉町のキャバクラ「CLUB Wayne」の従業員。男性は東京都内に帰省していた。(永井大輔)

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