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コロナ感染、首都圏外で過半数 大阪、福岡など増加顕著

マスク姿で東京・池袋を歩く人たち=27日午後
マスク姿で東京・池袋を歩く人たち=27日午後

 新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い、新規感染者に占める東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏4都県以外の割合が過半数に上っていることが27日、分かった。2週間前の2割余りから大幅に転換。特に大阪、京都、兵庫の3府県や愛知県、福岡県の大都市圏での増大が顕著で、隣接県でもクラスター(感染者集団)が発生するなど全国的な感染の広がりの兆しがみえる。

 感染再拡大は6月下旬ごろから東京で表面化し、神奈川、埼玉、千葉に波及。1週間ごとの累計感染者数をみると、7月6~12日は全国2171人のうち、4都県が76%の計1650人。東京だけで1162人と全体の54%を占めた。

 同13~19日は4都県の割合が64%に低下。同20~26日には全国5235人に対し、4都県が2530人の48%と半数を下回った。近畿3府県が計20%に上り、23日に過去最多の97人が確認された愛知県が9%、26日に90人で最多を更新した福岡県も8%など大都市圏の伸びが目立つ。

 一方、1日当たりでは12日に4都県以外が29%だったが、2週間後の26日には61%と逆転している。

 大都市圏の共通点は、若年層の感染が多い傾向だ。26日に141人の新規感染者が出た大阪府は105人が10~30代だった。ただ、府の担当者は「中高年でも徐々に感染が広がりつつある」と警戒心を抱く。

 愛知県と福岡県は繁華街を抱える名古屋市、福岡市の占める割合が高いのも特徴的。26日は愛知の80人中48人が名古屋市で39人が30代以下、福岡でも90人中61人が福岡市で約7割が20代以下だったという。

 大都市圏の隣接自治体でも「夜の街」関連に加え、学校などでクラスターが目立ち始めた。浜松市で26日に確認された18人は、クラスターと認定されたキャバクラとバーに関係する従業員や客。岐阜県では、中部学院大で同じ運動関係の団体に所属する学生の感染者が10人に達している。

 一方、国内では27日、582人の感染が新たに確認。これまでの感染者数はクルーズ船ダイヤモンド・プリンセスの乗客乗員を含めると計3万1901人で、死者は計1011人。新たに大阪府で87人、愛知県で76人、福岡県で49人など首都圏以外の大都市圏でも高水準が続いている。

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