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最後までチーム一丸、感謝の涙 前橋3年・湯浅直紀主将 高校野球

群馬県高校野球大会に出場した前橋の湯浅直紀主将=27日、前橋市の上毛新聞敷島球場(橋爪一彦撮影)
群馬県高校野球大会に出場した前橋の湯浅直紀主将=27日、前橋市の上毛新聞敷島球場(橋爪一彦撮影)

 「こんな自分についてきてくれた部員に感謝したい」。身長171センチ、体重71キロのがっちりした体格の前橋・湯浅直紀主将(3年)は試合終了後、涙を流した。

 前橋は群馬県内でもトップクラスの進学校。新型コロナウイルスの影響で夏の甲子園と県予選の中止が決まり、受験勉強に専念しようと退部する仲間が出るのではと心配していた。しかし、一人も退部者は出なかった。うれしかった。

 「最後までみんなで戦おう」と、48人の部員全員で誓って臨んだ今大会。スタンドでは父親の卓也さん(56)が、部員全員や家族らがメッセージを書き込み、「堅実」と大書した必勝祈願の旗を胸に応援してくれた。

 試合では、前橋商のエース・橋本の140キロ台の速球と緩急をつけた変化球に翻弄された。

 二回裏の無死一、二塁の場面ではバットを短く持ち、走者を生還させようと挑んだ。結果は、速球に押され遊ゴロ。死球で出塁した五回裏に1死一、二塁のチャンスがめぐってきたが、後が続かず無得点。六回コールドで敗れた。

 「相手の投手が良くて、こちらが打てなかったのだから当然の結果」。それでも、コロナ感染防止のため十分に練習ができなかったことが心残りだ。

 後輩には「当たり前のように試合ができ、練習ができることの幸せを心に刻んで野球を楽しんでほしい」とエールを送った。(橋爪一彦)

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