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高校ダンス部選手権、連覇目指す帝塚山学院の猛練習

 高校ダンス部の日本一を決める「第13回日本高校ダンス部選手権(スーパーカップダンススタジアム)」(産経新聞社、ストリートダンス協会、フジテレビジョン主催)の全国大会出場をかけた近畿・中国・四国大会が8月1日、開幕する。昨年の全国大会ビッグクラス(13~40人)で優勝し、連覇を目指す帝塚山学院高校(大阪市住吉区)ダンス部は、コロナ禍を乗り越える希望を表現したいと演技力に磨きをかける。

マスクを着用して練習に励む帝塚山学院高校ダンス部=大阪市住吉区(柿平博文撮影)
マスクを着用して練習に励む帝塚山学院高校ダンス部=大阪市住吉区(柿平博文撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大が学校生活に大きな影を落とした今年、同校ダンス部も2月下旬から6月中旬まで、活動休止を余儀なくされた。その間、部員たちは柔軟体操や筋力トレーニングなどを各自の自宅で実施。さらには、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使ってお互いの演技をチェックする“オンラインレッスン”でスキルアップに努めた。

 「休止中も、みんなの心が一つになるように」気を配ったという3年の矢部綾穂キャプテン。それに応えた部員たちは、イメージしたフォーメーションが間違っていないかを確かめるため、各自が自分の立ち位置や動きなどを図面に起こして顧問の山浦真由美教諭に送信し、チェックしてもらって精度を上げた。

 体育館での練習が再開されても、しばらくは密集を避ける“制限”付き。しかし、部員たちは「みんなで踊るのが断然楽しい」(2年の矢野栞菜さん)と歓迎した。7月も下旬に入り、密集する場面も本番と同じように練習するようになったが、マスクは着用したままだ。

 「非核化」など社会問題をテーマにすることが多い「帝塚山ダンス」。30人編成で臨む今年は、自分たちも“巻き込まれた”コロナ禍の不安や恐怖、そして、それに立ち向かう勇気と乗り越える希望を表現する。「今、世界中でたくさんの人がコロナと闘っている。ダンス部のみんなとできる限りの演技をやりきり、苦境を乗り越える元気を伝えたい」と、帝塚山ならではのステージに向けて3年の西野莉々子副キャプテンは意気込む。

 「練習時間は少なかったが、レッスンの密度は非常に濃い。絆を深めたチームの集大成となる作品」と山浦教諭。息苦しく熱が発散しにくいマスク着用での練習は、熱中症などにも注意しなければならないが、部員たちは感染防止と健康管理を両立させながら、激しい練習を繰り広げている。

     ◇

 近畿・中国・四国大会は8月1、2の両日、サンケイホールブリーゼ(大阪市北区)で開催。7府県からビッグクラス57チーム、スモールクラス(2~12人)54チームが出場を予定している。感染防止のため無観客とし、ネットメディア「スポーツブル」で無料でライブ配信する。

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