PR

ライフ ライフ

【朝晴れエッセー】歓声響く野球場・7月26日

 今月10日、各地の野球場で歓声が響きました。プロ野球公式戦で人数制限はあるものの観客の入場が解禁されたのです。

 地元、ナゴヤドームで主砲ビシエド選手がサヨナラホームランを放ち、私はテレビを通して球場のファンと感動を分かち合うことができました。

 このとき、私の脳裏に今から30年近く前の出来事が浮かんできました。当時、私はJRナゴヤ球場正門前駅で改札のアルバイトをしていました。

 国鉄分割民営化後、JR東海はナゴヤ球場のすぐ脇を通る貨物線を活用して、公式戦開催日限定で臨時列車を走らせました。

 帰りの列車は試合が終盤に入ってから順次出発します。それまで私たちアルバイトは駅でラジオ中継を聴きながら待機。真横の球場からファンの歓声も聞こえてきました。

 この仕事で、それぞれの球団のファン気質に触れることができました。

 負けていても感情をあらわにすることなく足早に帰路へ急ぐ巨人ファン。それとは対照的に大負けしていても最後まで声援を送るのが阪神ファンでした。点差があっても1点でも返せば六甲おろしが響きます。中日ファンの私にとって、その姿は、敵ながらあっぱれでした。

 コロナウイルスの感染は続いていますが、プロ野球選手の活躍が多くの人々に勇気や希望を与えてくれることは間違いないと思います。

 今年のペナントレースが最後まで無事に行われることを切に願っています。

木村昌資(50) 名古屋市中村区

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ