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大阪府「予想上回るペース」 重症者の増加懸念

 大阪府内で24日、新型コロナウイルスの新規感染者が149人に上り、過去最多を更新した。「予想を上回るペース」(府の担当者)で増える中、今後は重症者の増加に伴う医療提供態勢の逼迫(ひっぱく)が懸念される。府内の病床使用率は徐々に高まっており、府は医療崩壊の回避に向けて病床確保計画などを見直す方針だ。

 「100人に達してからの増加スピードが速い。新規感染者は今後149人以上に増える恐れがある」

 府幹部は24日、危機感を示した。府はピーク時の新規感染者数を130人と見積もっていたが、22日に121人を確認してからわずか2日後にその想定数を超えた。

 感染者が急増する一方、大半を若者が占めるという傾向は現時点で変わっていない。24日も149人の約8割は30代以下の若年層だった。ただし懸念もある。

 重症患者は24日時点で12人に上り、確保している重症患者用の病床188床に対する使用率は6・4%。17日の2・1%から1週間で3倍に増えた。

 この日は、20日に感染が判明した80代男性が死亡した。死者が出たのは6月13日以来41日ぶり。この男性は基礎疾患があり、発表時から重症だった。府幹部は「重症化リスクが高い高齢者や基礎疾患がある人の感染が出始めている。若年層からの感染拡大を防ぐことが急務だ」と強調した。

 府は4段階に分けた病床確保計画を策定しており、病床使用のピーク時は重症患者用の病床を215床、軽症・中等症用は1400床を確保するとしている。現状で病床使用率は逼迫していないものの、府の担当者は「予想を上回るペースで感染者が出ている。病床は急に増やせないので、準備段階に入らないといけない」としており、府は連休明けに開く対策本部会議で、実態に合わせて病床の目標数を見直す方針だ。

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