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大阪感染過去最多 専門家「医療へ負担じわり、崩壊を警戒」

 新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、大阪府は24日、新規感染者が過去最多の149人となった。100人を超えるのは3日連続だ。この日の新規感染者のうち感染経路不明は91人で、陽性率は13・0%と、複数の数値が悪化している。専門家は、近い将来に医療崩壊につながる危険性があると警鐘を鳴らす。

 「感染者数に一喜一憂するのではなく、年齢層の分析と重症者の割合に注意していかなければならない」と話すのは、関西福祉大の勝田吉彰教授(渡航医学)だ。

 大阪府内の感染者は20代や30代の若年層が中心だが、40代以上の重症化リスクが比較的高い中高年層にも広がりつつある。

 勝田氏は「重症者の数自体は少ないが、日を追うごとに増えていっている」とした上で、「重症者が増え、ベッドが埋まっていくと医療現場に負担がかかり、医療崩壊につながる危険性が高くなる。じわじわ重症者が増えている状況を非常に懸念している」とする。

 新型コロナウイルス患者の平均入院日数は約16日間だとし、「1人の入院患者が出たら、一定期間ベッドは埋まってしまう」と指摘。「若者から、重症化しやすい高齢者を含めた幅広い世代に感染が広がることで、入院者数や入院日数が増えるのは間違いない」との見方を示し、「必要なベッド数は今後増え、医療現場は逼迫(ひっぱく)していくだろう」と推測する。

 勝田氏は「手洗いや咳(せき)エチケット、3密回避など基本的な対策はもちろんだが、定期的な換気も重要だ」と強調。暑い中、部屋を閉め切ってエアコンをつけてしまいがちだが、「エアコンで飛沫(ひまつ)がまき散らされるとも言われる。定期的に窓を開けるなど換気してほしい。連休中は、旅先でお酒を飲むこともあるかもしれないが、距離が近い状態で唾液が飛び交う環境にならないように気を付けてもらいたい」と話した。

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