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宮城・丸森の自動車部品工場が「マスクハンガー」製造開始 デザイナーと共同製作

記者会見で、マスクハンガーを披露する「毎日発條」の大野美由紀マネジャー=20日、宮城県丸森町(塔野岡剛撮影)
記者会見で、マスクハンガーを披露する「毎日発條」の大野美由紀マネジャー=20日、宮城県丸森町(塔野岡剛撮影)

 自動車部品メーカー「毎日発條」(本社・大阪市)は20日、宮城県丸森町の同社東北工場などでマスクを干す新商品「マスクハンガー」を製造、販売すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受ける同社ではこの日からインターネット上で資金を募るCF(クラウドファンディング)を開始。出資した人に順次、同商品を届ける。CFの期限は8月30日まで。

 マスクハンガーは銅製で抗菌性に優れており、洗濯したマスクを4枚まで干すことが可能。マスクの型崩れも防ぐことができる。デザイナーの三島大世さんと共同で開発した。CFで目標金額を30万円に設定して資金を募り、出資者に返礼品として送付。その後、オンラインショップなどで1個3630円で販売する予定だという。

 この日、丸森町内で会見した同社の大野美由紀マネジャーは「マスクをどれだけ美しく干し、飾れるかを考えて製造した」とアピール。会見に出席した保科郷雄町長も「新型コロナウイルスに立ち向かう企業による主力商品以外での挑戦。アフターコロナの企業の在り方に影響のある取り組みだ」と語った。

 同社は平成27年に町の企業誘致で同町耕野地区で東北工場の操業を開始。車のシートの骨組みの製造を主力としてきたが、昨年10月の台風19号では浸水などの被害を受けた。今年3月からは新型コロナウイルスの影響で中国との流通に支障が出て自動車製造がストップするなど5月の売り上げは前年同期比で60%落ち込んだ。大野マネジャーは「立て直しに向けて、一般消費者向けの商品の開発を進めた。コロナ禍で不安定な生活が続く中、マスクハンガーが生活の一部になってほしい」と話している。

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