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【話の肖像画】セブン&アイHD名誉顧問・鈴木敏文(87)(2) 政治家めざした青年期

 高校に進んだ頃には「もう農業じゃないな」と思い始めていた。時代が変わってきた。卒業生は上田蚕糸専門学校(現・信州大繊維学部)に進むのがこれまでのコースだったが、同窓生は普通の大学へ進学するようになっていた。戦後の混乱期で優秀な人たちが入学していたから、東京外語大や東京教育大(現・筑波大)、東京商科大(現・一橋大)とか、いわゆる旧制中学から進むような大学に受かっていったね。

 《自身は中央大経済学部へ進んだ》

 父親が公職に就いていたから、代議士や県会議員がよくうちへ来ていた。それで影響されてね。将来、政治家になりたいなと。あがり症を克服しようと高校では弁論部にも入った。

 地元選出の衆院議員で両親と親しかった井出一太郎さん(後の三木武夫内閣の官房長官)から「政治家志望なら経済を勉強しておかないとだめだよ」と言われ、それで経済学部に進んだんだ。(聞き手 日野稚子)

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