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コロナ感染、首都圏で高水準続く 森田知事「非常に緊張感」

JR新宿駅周辺をマスク姿で歩く人々=15日午後、東京都新宿区(萩原悠久人撮影)
JR新宿駅周辺をマスク姿で歩く人々=15日午後、東京都新宿区(萩原悠久人撮影)

 東京都は19日、新たな新型コロナウイルスの感染者が188人報告されたと発表した。拡大傾向にある首都圏の新たな感染者は神奈川県で30人、千葉県で24人、埼玉県で38人。1都3県の合計は280人になった。前日の合計420人より減少したものの、高水準で推移している形だ。

 都内で1日あたりの感染者が200人を切ったのは4日ぶり。11日連続で100人を超え、累計では9411人になった。

 またこの日の経路不明者は全体の6割以上となる118人。年代別では20代が84人で最も多く、30代以下が合計135人で全体の7割を占めた。

 こうした中、東京都の小池百合子知事は同日、テレビ会議方式で開かれた全国知事会の新型コロナウイルス対策本部会合に出席した。都内の感染者数について「夜の街」関連だけでなく、「会食・家庭内を通じての感染が最近の傾向として垣間見られる」と状況を説明した。

 知事会では、首都圏での感染状況や政府の対策について、懸念や対策強化を求める声などが相次いだ。

 千葉県の森田健作知事は「感染者の状況を分析すると東京の影響がすごい。病床数はそんなに逼迫(ひっぱく)していないが、非常に緊張感を持っている」と懸念を表明した。

 一方、埼玉県の大野元裕知事は大規模イベントの観客の入場制限緩和について、苦言を呈した。「今の首都圏の状況ではプロスポーツで定員の50%まで入場させるのは難しい。慎重な取り扱いをお願いしたい」と要望した。

 スポーツ観戦などでの入場者数の制限緩和は、来月1日には「5千人まで」の条件が撤廃され、会場の収容人数の50%までの引き上げが予定。18日にも西村康稔経済再生担当相が上限緩和の実施について「慎重に考えなければならない」として再検討の意向を示したばかりだった。

 知事会では、空港検疫などの水際対策についても、要望が相次いだ。

 森田氏が「千葉県には成田空港がある。海外との往来制限がどんどん緩和されており、水際対策のさらなる強化をお願いしたい」。小池氏も「水際対策として入国者への検査態勢強化も強く訴えたい」と政府への要望を口にした。

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