PR

ライフ ライフ

コロナ「自粛」で祈り、供養の機会「増えた」 日本香堂調査「大切な故人、心の拠りどころに」

 新型コロナウイルスの感染拡大防止で続いた自粛期間中、親族など身近な故人への祈り、願いごとをする人が増えていることが「日本香堂」の調査で明らかになった。同社は「『社会的距離』を埋め合わすかのように、『心の距離』が緊密化しているのではないか」とみている。

 調査は自粛による意識や行動の変化を問うもので、6月23、24日に実施。全国の成人男女1036人に回答を得た。

 「3密」を避けるために行ったこと(複数回答)では、93・1%が「人の集まる場所に行くのを控えた」と回答。このうち48・3%が「ストレスを感じた」と振り返った。

 「不要不急の外出を控えた」(91・2%)、「公共交通機関の利用を控えた」(81・1%)、「知人・友人、別居家族などと会うことを控えた」(77・9%)との回答も多かった。

 供養に関しても、「自分の帰省や、帰省する親族の受け入れを自粛した」(66%)、「法事、法要、葬儀への参列やお墓参りを控えた」(58・1%)と、新型コロナによる影響が鮮明となった。

 一方、ステイホームで53・5%が同居家族との「会話、ふれあいの機会が増えた」と回答。約60%が家族や自分の「健康状態を意識する機会が増えた」と答えた。

 「コロナ前」と比べて、祈り、供養の習慣に変化があったかについては、「前と変わらない」が7割強を占めたが、24・3%が「ゆかりの深い故人への祈りや願いなど心の中で語りかける機会が増えた」と回答した。約15%が仏壇、位牌、遺影に手を合わせたり、花や線香を供えたりする機会が「増えた」とし、いずれも「減った」を大きく上回った。

 祈りや供養の機会が増えたと答えた人の約8割は「今後も維持・継続したい」としており、コロナ禍で先祖との「絆」を求める指向が高まっていることも明らかになった。

 日本香堂は「未曽有の経験に揺れ動いた心の拠りどころとして、大切な故人に見守られているような、安らぎのひとときという実感を強めているのではないか」と分析している。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ