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【長野・須坂市動物園 飼育員日誌】ハヤブサの「善」「榎」 飛べない体…せめて健康に

翼を痛めて保護されたハヤブサの「善」
翼を痛めて保護されたハヤブサの「善」

 動物園には、けがをして保護された動物も生活しています。その中に今年になって保護された性別不明のハヤブサが2羽います。長野市で保護されて仲間入りしたのが「善(ぜん)」で、中野市の方は「榎(えのき)」です。

 飼育していると、同じハヤブサでも性格が異なることに気づかされます。善はまだ若いので、顔つきに幼さがあります。差し出した枝に乗るなど健康管理のためのトレーニングをしているうちに、脚や翼を触らせてくれるまでになりました。

 榎は逆に警戒心が強く、手で餌を与えれば食べてくれますが、体を触ろうとするとすぐに逃げてしまいます。もともと野生なので、人を警戒するのは当然です。トレーニングなどを通し、信頼関係をつくっていきたいと思います。

 2羽とも翼を傷めて保護されたので、空を飛ぶことはもうできません。高く舞い上がった空で悠然と羽を広げ、獲物を見つけたらものすごいスピードで急降下する-。善と榎はそれができないのです。せめて健康に、幸せに暮らしていけるよう、心を砕いていくつもりです。(ハヤブサ担当 笹島優里華)

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