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人間国宝に漆芸の大谷早人さん 文化審議会が答申

作品を手にする大谷早人さん=12日、高松市
作品を手にする大谷早人さん=12日、高松市

 文化審議会は17日、重要無形文化財保持者(人間国宝)に漆芸技法の一つ蒟醤(きんま)の大谷早人さん(65)=高松市=を認定するよう萩生田光一文部科学相に答申した。秋にも答申通り告示され、人間国宝は芸能と工芸技術の各58人計116人となる。

 蒟醤は「剣」と呼ばれる特殊な彫刻刀で漆器の表面に模様を彫り、色が付いた漆を流し込んで彩色する。中国の技法が東南アジア経由で伝わったとされ、人間国宝の認定は大谷さんで5人目。

 大谷さんは、江戸時代から蒟醤が盛んな香川県で技術を磨き、竹ひごで編んだかごなどに蒟醤を施す「籃胎(らんたい)蒟醤」を得意とする。編み目を生かした表現で知られ、繊細な色彩の作品は「漆芸に新たな作風を切り開いた」と高く評価された。

 文化審議会はこのほか、指定済みの重要無形文化財の保持者団体構成員として、人形浄瑠璃文楽座(大阪市)や伝統長唄保存会(東京都新宿区)など6団体の計90人を追加認定するよう求めた。

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