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奈良期の暗文土器出土 兵庫・姫路の遺跡、付近に役所か

うっすらとらせん状の曲線が描かれた土師器片
うっすらとらせん状の曲線が描かれた土師器片

 奈良時代の「暗文(あんもん)土器」とみられる土師器(はじき)片が、兵庫県姫路市広畑区の才村遺跡で見つかり、県教育委員会が16日、発表した。18日午後1時半から現地説明会が開かれる。県教委によると、県内で発掘調査の現地説明会が開かれるのは、新型コロナウイルス感染症が流行して以降初めて。

 暗文土器は、器の表面にへらで放射状やらせん状などの線をうっすら描いた文様を持つ土器。高級な金属器の輝きを模したとされ、古代の都や地方の役所の跡などでよく出土する。才村遺跡からは、直径25センチ前後の「坏(つき)」と呼ばれる食器の蓋の一部とみられる土師器片に、暗文が確認された。

 このほかにも、遺跡内からは「稜椀(りょうわん)」と呼ばれる高級な須恵器や硯(すずり)、緑釉(りょくゆう)陶器などが出土。調査に当たる県まちづくり技術センターは「一般集落からは出土しない遺物。付近に役所のような施設があった可能性がある」とみている。

 現地説明会は、感染拡大防止のためマスク着用での参加を求めている。問い合わせは同遺跡発掘調査現場事務所(079・238・2488)。

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