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ライチョウの自然繁殖に初成功 栃木・那須どうぶつ王国

ライチョウの親鳥と自然繁殖したひな(左下)(那須どうぶつ王国提供)
ライチョウの親鳥と自然繁殖したひな(左下)(那須どうぶつ王国提供)

 那須どうぶつ王国(栃木県那須町)は16日、国の特別天然記念物で絶滅危惧種の「ニホンライチョウ」の自然繁殖に初めて成功したと発表した。親鳥が卵を抱えて温め4羽が孵化(ふか)した。

 親鳥は上野動物園(東京都)から移送した雄と那須どうぶつ王国で平成29年に人工孵化し成長した雌で、5月からペアリングを開始。6月に9個産卵した。同月19日頃から親鳥が抱卵を始め、今月15日に3羽、16日に1羽が孵化した。自然繁殖のためまだ同園のスタッフが触れておらず、4羽のひなの体重や性別はわかっていない。

 同園によると、4羽のひなは同日、初めて巣を出て親鳥の後ろについて歩き回っているという。

 また、卵9個のうち1個は孵卵器で人工繁殖し10日に孵化した。上野動物園から受け入れた受精卵3個のうち、1個も14日に孵化。那須どうぶつ王国では今月だけで計6羽が誕生した。

 同園では平成29年から生息域外保全を目的にニホンライチョウの人工繁殖に取り組み、今年初めて自然繁殖に挑戦した。佐藤哲也園長は「抱卵するまでやきもきしたが、ほっとした。孵化後2週間が特に体調を崩しやすいため、注意深く飼育、観察していきたい」と話した。(伊沢利幸)

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